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2008年12月

2008年12月30日 (火)

どう思いますか?

通りがかった神社の境内に、一本の柿の木があった。葉を散らした枝の先に、なにやら小さな朱色の塊があるのに気づいた。近づいて見上げると、それはひからびた柿の実だった。 「木守柿」という習わしがある。「こもり」とも「きもり」「きまもり」とも読む。柿をとり尽くさず、高い枝に一つだけ残すことだ。自然の恵みへの感謝であり、来年もたくさんなるようにと祈るためでもある。小鳥へのおすそ分けとも聞いた。 見かけた柿は、たまたま残っただけかもしれない。しかし、印象的な朱色だ。冬ざれた境内は、みずみずしい色を失っている。寒風にさらされてくすんだとはいえ、その中にある一点の朱色は、冬の空を背にして鮮やかだ。気持ちがぬくもる。 二〇〇八年もきょうを含めて、あと二日だ。食の不安に始まり、景気急落で幕を閉じる。重苦しいニュースがあまりに多くて、晴れ晴れしない年の瀬だ。だが、枯れ野のような一年に、一点の朱をもたらす木守柿はなかったかと、振り返ってみる。 冷凍ギョーザ事件が起きたころ、スーパーの地場野菜コーナーがにぎわった。少々曲がったキュウリでも、安心に勝るものはない。そのコーナーで耳にした高齢女性の一言。「ええもんが近くにいっぱいあるやないの」。印象深く耳に残った。 今月中旬、東京の高校生がバケツの水をかぶり、燃える隣家から高齢の夫婦を助け出した。そのときの言葉も心にしみる。「小さいころから助けてもらった。大人になったら恩返ししたいと思っていた」。これまた、乾いた世相を背にして輝く、一点の朱である。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月29日 (月)

どう思いますか?

年末になると東京で人気を集めるウオーキングコースがある。赤穂義士が吉良邸へ討ち入った後、主君浅野内匠頭の墓がある泉岳寺まで歩いた道筋をたどる「忠臣蔵ウオーク」だ。 足軽頭だった原惣右衛門は討入実況覚書で、「御船蔵の後通り、永代橋より鉄砲洲へかかり、汐留橋筋、金杉橋、芝へ出候て泉岳寺へ参候」と道順を書いている。今で言えば、JR両国駅から品川駅近くまでの約十キロを、義士らは約二時間で歩いた。師走の風の中、忠臣蔵の世界を追体験してみた。 起点は吉良邸跡にある本所松坂町公園。当時の敷地は二千五百五十坪あったが、公園は三十坪。なまこ壁と黒塗りの門がわずかに江戸をしのばせる。あたりは武家屋敷と町屋が混在する新開地だった。吉良邸が江戸城呉服橋門内から本所へ移されたことで、討ち入りしやすくなったのは間違いない。 主君の敵を討った義士らは近くの回向院へ向かう。しかし、門が閉まって入れなかったため、芝の泉岳寺を目指す。隅田川にかかる永代橋を渡り、築地鉄砲洲の浅野家旧上屋敷へ。聖路加国際病院の近くに屋敷跡の石碑がひっそりと立つ。 正月準備でにぎわう築地の中央卸売市場を抜け、内匠頭終焉(しゅうえん)の地である田村家上屋敷跡、大石内蔵助ら十七人が切腹した細川家下屋敷跡を訪れる。岡嶋八十右衛門ら十人が切腹した毛利家上屋敷跡は六本木ヒルズの毛利庭園になっていた。 到着した泉岳寺の四十七士墓所では次々と線香がたむけられていた。三百余年を経ても本懐を遂げた義士らの思いが生き続けている。そのことを実感したウオークだった。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月28日 (日)

どう思いますか?

ベートーベンの交響曲第九番ニ短調、いわゆる「第九」の公演は今や年の瀬の風物詩として欠かせない存在だ。この年末も県内各地で多くの演奏会が催された。 五十七年の歴史を誇る「神戸フロイデ合唱団」は第九公演の草分けとされ、公演数は今回で四十一回を数える。先日、その会場に足を運んだ。壇上に並ぶ約百六十人の団員は公募も含め、すべて一般の市民。中高年の女性が中心だが、白髪の目立つ男性陣も負けずに声を張り上げる。 神戸だけではない。どこの会場でも、合唱団の中心はこうした地元の人たちだ。老若男女、アマチュアがプロのオーケストラをバックに歌声を響かせる。同じ地域に住む住民が客席から拍手を送り、和やかな空気が流れる。ドイツの詩人シラーが書いた歌詞は「すべての人間がきょうだいになる」とあるが、第九の演奏会は年ごとに新たな人の縁を結び、広げていく。 その歌詞の冒頭に、ベートーベンが三行だけ自分の言葉を付け足している。合唱に先駆けて、バリトン歌手が一人でおおらかに歌う部分だ。「おお、友よ。そのような音ではない。もっと快い調べを! もっと喜びに満ちた調べを!」。その呼びかけに応える形で合唱の歌声が力を増していくのである。 世界を覆う景気後退の波が庶民の生活に不安の影を落とす年の瀬。「そうではない!もっと安心を! 希望を!」。明日の見えない経済や政治にそう叫びたくなる心境だが、私たちが心から歓喜の歌を口ずさめるのはいつのことか。 心洗われた演奏会の帰り道、寒風にあおられ、せちがらい現実に引き戻された。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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どう思いますか?

破壊エネルギーが壁にぶつかるとどうなるか。物理の講義のようだが、教育の例えの一つである。 「教師は壁でなければならない」と説いたのは、心理学者の河合隼雄さん。子どもたちの前に立ちはだかり、ぶつけてきた破壊的なエネルギーを建設的なものに変える。一方で助けを求める子どもたちをそばに寄せ、守る。ときに厳しく、ときに優しく。それが壁の心構えである。 いくつもの壁が集まって、学校という大きな壁になる。その大きな壁をめぐって先日、五十八歳の女性が宝塚市会で意見を述べた。「生きる希望をくれた場所をなくさないでください」。宝塚を含む阪神北部では定時制高校三校が、新しい高校の開設に伴い閉校になる恐れが出てきた。女性はその一つ、川西高校宝塚良元校の卒業生だった。 定時制には働きながら学ぶ生徒だけでなく、いろんな事情を抱えた生徒が集まる。不登校や中退、障害のある生徒。学びの場を求める高齢者もいる。その定時制の統廃合が兵庫に限らず、全国各地で進む。二〇〇四年に閉校した武庫高校の育友会長は、こう言って残念がった。「ここは失った自信を回復し、社会で生きる勇気を培う場所だった」。 入学希望者が減り、役割を終えたように語られたこともあった。だがここ数年は希望者も多く、今春は受験生が定員を上回って、不合格者が出た。そして、この不況である。高校教育の最後のとりでとして、学びのセーフティーネットとして、定時制の役割は大きい。 不況、貧困、格差…。激しい嵐が吹き荒れる中、大きな壁を探し求める生徒たちがいる。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月26日 (金)

どう思いますか?

天気予報の気圧配置が西高東低の冬型を示している。しばらく寒い日が続きそうだ。こんなときは温かい鍋物が恋しい。 スーパーの売り場をのぞくと、白菜やネギなどの食材と一緒に「鍋のつゆ」が並ぶ。食品メーカー各社がこの冬、売り上げ増を見込むのはカレー鍋。昨年の二倍から三倍になるとそろばんをはじく。業界紙によると、カレー鍋が人気を呼んだきっかけは兵庫県の専門店の東京進出だという。 鍋料理は旬の野菜や肉、魚、ねりものを使うので、栄養満点だ。風邪気味のときはショウガやトウガラシを入れて温まり、ぐっすり眠る。うどんや雑炊で栄養素がとけ込んだ汁も味わえば、なおよし。経済的で、不況に強いメニューでもある。 家庭ごとにこだわりの鍋がある。エッセイストの向田和子さんは豆乳鍋に酒かすを入れるそうだ。これで「風邪は引けない、引かない」と書く。作家の池波正太郎さんのこだわりは、すき焼き。かつお節やしょうゆ、砂糖で割り下を作り、最初は肉だけを食べる。そして「ぼくは野菜はねぎだけです」。 作家の椎名誠さんの「日和見鍋」は、ちょっと懐かしい。タマネギ、ジャガイモ、ニンジンに海で採った貝類や魚、コンビーフなど何でもあり。みそを入れ、バターを入れて、即興で味を調える。学生時代、友人と下宿に食材を持ち寄り、何でも放り込んで作った鍋を思い出す。 きょうが仕事納めという職場も多いだろう。九連休の年末年始の休みを利用し、同窓会を開く話もよく聞く。鍋の湯気の向こうに、父母や旧友の懐かしい顔を見れば、心もぽかぽか温まる。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月25日 (木)

どう思いますか?

おそらく、兵庫県に住む多くの人が、いつか、どこかで、その作品を目にしている。題名は忘れても、大胆な構図と明るい色調は忘れられないだろう。神戸の版画家で画家、川西英(ひで)さんの作品群には、そんな不思議な魅力がある。 没後四十年余りになるが、人気は根強い。先月、神戸で開かれた「神戸百景」の作品展は盛況だった。神戸市立博物館の「神戸と兵庫のモダニズム」(二月八日まで、年末年始休館)は、「兵庫百景」の初公開原画が展示の中心である。こちらも熱心なファンが絶えない。 「兵庫百景」で川西さんが描いたのは、昭和三十七、八年ごろの光景だ。絶滅寸前のコウノトリがヒナを育てる。造船所と市街地をつないだ相生名物「皆勤橋」は、自転車で埋まる。神戸港のポートタワーはまだ、高層ビルに埋もれていない。 歩道を和服の女性が歩む。人形芝居の客席で母親がねんねこで赤ちゃんをあやす。そうした日常風景もまた、銀髪世代の懐旧を誘う。意外に若者が多いのは、ブームという昭和のにおいが、作品から濃厚に立ち上るためか。 全体の半分近くを湯気で埋めた湯村温泉といい、満月が音を立てて海に沈みそうな舞子の夜といい、心地よい誇張と思い切りのいい省略に満ちている。独学で感性を磨いたからこそ、この個性が生まれてきたのだろう。 「他人を感動させようとするなら、まず自分が感動せねばならない」と画家ミレーは語った。その言葉を借りれば、川西さんの使ったポスターカラーには、兵庫の光景への感動や愛情も混ざっていないか。そう想像しながら、会場を歩く。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ

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2008年12月24日 (水)

どう思いますか?

 貧しいデラは、愛するジムのために自慢の褐色の髪を切って、売ってしまう。ジムが父から受け継いだ金時計にふさわしい鎖を買うために。精いっぱいのクリスマスプレゼントだった。  アパートに帰ってきたジムは、デラをじっと見つめる。そしてオーバーのポケットから包みを取り出す。そこには彼女が欲しがっていた鼈甲(べっこう)の櫛(くし)が…。大切な金時計を売り払って求めたものだった。短編の名手、オー・ヘンリー作『賢者の贈り物』である。  いつの時代も人の心を思いやる人々がいることは勇気づけられる。だが、いま不況風が吹く中、自動車産業を中心に全国で大規模な人員整理が行われている。県内も例外ではない。非正規労働者から真っ先に削減する「派遣切り」で社員寮を追われ、住む家すら失い、公園で野宿する人が出ている(二十二日付本紙)。  県は行き所のない人に県営住宅の空室を提供することにした。ハローワーク七カ所では雇用促進住宅への入居希望を受け付けている。ささやかながらも救いだ。また、がんでわが子を失った親御さんが先日、富山市民病院の小児科病棟で子どもたちに絵本と縫いぐるみを届けたという記事にも目を奪われた。  きょうはクリスマスイブ。一家団らんで温かなろうそくを囲み、自分にも何かできるのではないかと、思いめぐらせてみるのもいい。人々の幸せを祈りつつ。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月23日 (火)

どう思いますか?

高円宮妃久子さまの「鳥の写真」展を見た。自然界の小さな命は美しく、時にはユーモラスだが、厳しい環境の変化を無言で訴えていることに気づく。 折も折、分散飼育がきまったトキに思いが飛んだ。放鳥間もない佐渡の一羽がタヌキか何かに襲われて死んだ。環境省は、放鳥した以上は「野鳥」だから、そうした事態もあって当然との立場だ。 一方、新潟県は、それでは繁殖実験のモルモットだとして「人為的なことはしない」の原則を改めるよう環境省に申し入れた。野生界は弱肉強食が掟(おきて)である。が、個体数を増やす段階で一定の保護も必要との言い分も分からぬではない。自然のままにあるとは何か。実に難しい。 25年前、昭和天皇がのとじま水族館を訪問された時のことを思い出す。陛下は大水槽の中で餌付けされている魚群をご覧になった後、生態系が変わらぬか、との感想を漏らされたのだった。生物学者の目だろう。 皇族と自然科学の縁は深い。きょう75歳を迎えられる天皇も生物研究で知られる。ご心労がほぐれ、ゆったりと 研究できる日が続くことを静かに願っていきたい。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月22日 (月)

知っていましたか?

 イタリアの作曲家プッチーニのオペラ「蝶(ちょう)々夫人」は、長崎を舞台に芸者の蝶々さんと米国海軍士官ピンカートンの悲恋を描く。三大オペラの一つとも評されるだけに、イタリアや日本のみならず世界的にも人気が高い。  第二幕で歌われる「ある晴れた日に」はオペラの中でも一、二を争う有名なアリアだ。流麗で哀切の情をたたえた旋律は、米国に帰ったピンカートンが再び戻って来るのだと信じて待ち続ける蝶々さんの思いを見事に表現している。  蝶々さんは生身の人間だから待つしかなかったが、蝶の中には異国まで飛んでいくものもいる。日本を含む東アジアから東南アジアに広く分布する「アサギマダラ」で、半透明の羽に黒や茶色のまだら模様があり、羽を広げた幅は約一〇センチにもなる大型の蝶だ。  そのアサギマダラが日本から中国の本土まで移動していたことが、日本と台湾の研究者らの調査で初めて確認された。約二年前、中国浙江省で見つかったアサギマダラが、石川県輪島市で羽に文字や数字をマーキングされて放たれたものと分かった。距離にして千六百キロというから驚く。  ピンカートンに恋い焦がれる蝶々さんも羽があったらと思ったかもしれないが、それでは物語が台無し。悲恋だからこそプッチーニはオペラ化したのだろう。そのプッチーニが生まれたのはちょうど百五十年前の今日だ。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月21日 (日)

どう思いますか?

酒をめぐる格言をひもとくと、その善し悪(あ)しはさまざまだ。まず善い方から。「天の美禄(びろく)」-天からの素晴らしいたまものだという意だ。  「憂いを払う玉箒(ほうき)」というのもある。心にわだかまった心配事や悩み事を払ってくれる箒のようなものだという。適度に飲むならば、どんな薬より体によい「百薬の長」ともなる。軽く晩酌程度で一日の疲れを取るのも良い。次の日の活力も生まれてくるだろう。  それが度を超すと「人酒を飲む、酒が酒を飲む、酒人を飲む」。自制心を失い、ハンドルを握って取り返しのつかないことになるから怖い。先日も宇都宮市で、酒気帯び運転の無職男が四十代女性をはねた後、約七百メートルにわたって引きずって死亡させ、逮捕された。十月には大阪・梅田で飲酒した二十代の男が会社員をはね、約三キロも引きずり死亡させている。  富山県内でもひき逃げ事件が後を絶たない。ここ数年年間五十~六十件と高止まり状態が続いており、今年に入ってからも五十六件と既に昨年一年間を上回っている。逃げた理由で最も多かったのは「飲酒運転の発覚が怖かった」で十一件に上る。これだけ飲酒運転根絶が叫ばれているのだが。  これから年末年始にかけ忘年会、新年会と何かと杯を傾けることが多くなる。格言の辞典に「酒は飲んだら乗るな」という一項目をぜひ載せるべきだと思うのだが、どうだろうか。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月20日 (土)

どう思いますか?

この人以外に誰がいるだろう。米タイム誌は年末恒例の「今年の人」に、次期大統領のオバマ氏を選んだ。 イラクで記者に靴を投げつけられた現大統領とは対照的に、次期大統領は世界各国で期待を集める。かつて、これほど就任を待望された指導者がいただろうか。彼が繰り返し訴えた「ウイ・キャン」「チェンジ」は世界中に知れ渡る。 「チェンジ」といえば、日本でも、劣勢を一気にひっくり返す大勝負があった。将棋の竜王戦である。渡辺明竜王が、将棋のタイトル戦では初めての三連敗四連勝で、羽生善治四冠を下し永世竜王となった。三連敗で迎えた第四局も不利な展開で、敗戦の弁も考えたらしいが、相手がコップの水を飲む間に浮かんだひらめきが流れを変えた。 大山康晴十五世名人は「どういうときに長考するのか」と聞かれて、こう答えた。「うまくいきすぎているときだ」。よし、と思ったとたん、勝ちが逃げていくことを勝負師は知り尽くしていた。逆にうまくいかないときは、力をためて反転につなぐ。この力を、日本将棋連盟会長の米長邦雄さんは「不利の勢い」と言った。 目を転じれば、今の日本、ここが我慢のしどころである。しかし、肝心の政治は、与野党が非難の声を浴びせ合うばかりで、不利の勢いをつかむ気配がない。将棋の心得の一つ「着手小局、着眼大局」でいえば、着手、着眼ともに「小局」、つまり目先の損得に振り回されている。 米大統領選で、オバマ氏の訴えに聴衆は答えた。「アイ・ビリーブ!」。日本で「信じている」と叫べる日は、いつのことだろう。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月19日 (金)

どう思いますか?

作家の徳冨蘆花が引っ越した先には水道がなかった。井戸からは赤土で濁った水しか出ない。近所の井戸も「ごみだらけ、虫だらけ」である。 離れた小川まで水を毎日くみに行った。バケツは重く、両腕が抜けるほど痛む。てんびん棒をかつげば足がよろけ、心臓が早鐘のように鳴る。やっと持ち帰った水は「細君女中によって、金漿(きんしょう)玉露と、惜しみ惜しみ使われる」(みみずのたはこと)。 百年ほど前の、東京郊外での話だ。世界では今も、きれいな水を飲めない人が十億人以上いる。不衛生な水で下痢をし、毎年百八十万人の子供が死亡する。清潔なトイレがない生活が、水を汚す。 帯広で、水と衛生に関する主要八カ国(G8)の専門家会合が開かれた。途上国の水不足や水質汚染を主題に、国連やアフリカ諸国の代表も加わった。「忌憚(きたん)のない議論が集中的に行われた」(外務省)というから激しいやりとりもあったのだろう。 行動計画を定めたサミット(二〇〇三年)があった仏エビアンは、広いレマン湖のほとりにある。努力の強化を決めたのは洞爺湖サミットだ。帯広では、清流日本一に選ばれた札内川の水による茶会で一行を歓待した。主要国は水も豊かだ。 水不足では作物が育たず、飢餓と貧困を生む。湖や川の水利争いで、戦争が起きる。G8の議論が深まるよう見守りたい。途上国との約束を水に流すわけにはいかない。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月18日 (木)

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風変わりなメニューは珍しくないが、これほど個性的なものはそうない。「シャキ・ホク・トロ 霧芋ごはん定食」。みなさんはどんな料理を想像するだろう。 兵庫県立篠山産業高校東雲(しののめ)校(篠山市)と三重県立相可(おうか)高校の計六人のチームが、ことしの「ごはんCUP」で日本一になった。栽培と調理を通し、高校生が食と農を考える大会だ。そこで知恵を絞ったのが、食感を表したこの定食名である。 シャキッとしてホクホク感があり、しかもトロッとする。材料は篠山特産の霧芋(ヤマノイモ)と地鶏、マツタケ、丹波豆、くり、篠山牛、ぬか漬け、梅肉。地元産コシヒカリは、丹波の水を東京の会場へ運んで炊いた。食感だけでなく、定食には故郷への誇りもこもる。 コメづくりはもとより、食材の栽培や収穫に生徒自身もかかわった。それを地元の人たちが応援した。チームを組んだのが、本格的な調理実習で知られる相可高校の生徒。試食した道場六三郎さんら審査員が、できばえにうなったのも当然だ。 意外に知られていないが、これで兵庫勢は大会三連覇という。昨年は県立社高が愛媛の高校と組み、一昨年は社高と東雲校が力を合わせ、最優秀に輝いた。熱心な指導者と豊かな食材に恵まれた兵庫の風土が、両校生徒のがんばりを生んだのだろう。東雲校は全校生八十二人だ。そんな小さな学校がここまでやれた。たいしたものだし、生徒の自信にもつながっていく。 で、あのメニュー。地元で商品化の話が進む。「シャキ・ホク・トロ」が味わえるのはうれしい。生徒の努力が隠し味の逸品を、ぜひ。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月17日 (水)

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 ことわざにはその由来がはっきりしないものが案外多い。しかし、これはよく知られている。「牛に引かれて善光寺参り」である。  昔、信濃の善光寺近くに信心薄い女性が住んでいた。ある時、さらしていた布を牛が角に引っ掛けて走り出し、それを追いかけ寺に着いた。霊場であることを知り、以来、あつく信仰することになったという。思いがけないことや他人の誘いによって、良い方に導かれることの例えである。  ちなみに『大漢和辞典』十三巻を編纂(へんさん)した文化勲章受章者、諸橋轍次(てつじ)さんは「牛」の部に属する文字は三百十一もあるという。獣のオスは「牡」、メスは「牝」と書き、「物」という字すら牛偏。「牛というものが、人類社会に深い関係を持っていたということだけは確かだと思います」と著書でつづっている。  来年のえとは丑(うし)(牛)。富山市安養坊のとやま土人形工房で、土人形伝承会の女性二十七人が一つ一つ粘土から手作りし、焼き上げて彩色、販売している。俵を背負ったものなど七種類。江戸末期からの技術を受け継ぎ、自分たちでデザインしかわいい。メンバーたちは「丹精込めて作った」「喜んでくださるとうれしい」と言う。  何かと暗いことが多い一年だったが、「牛の歩みも千里」という。人と付き合いの古い牛である。怠らず努力すれば、来年はきっと良い方に導いてくれるはずだ。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月16日 (火)

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あまりの卑劣さに言葉を失う。二〇〇三年、大阪府熊取町の吉川友梨さんが行方不明になった事件で、父親に捜索や保護を名目に、現金をだまし取ったとして、男女が大阪府警に逮捕された。 友梨さんを装ってメールを送るなど、巧みに持ちかけ、詐取した額は四年間で七千万円に上るとみられる。この間、大阪府警の被害者対策の担当者が父親と接触してきたが、金策が尽きるまで相談されなかった。 父親は自費で情報提供を呼びかけるポスターを作り、テレビの「超能力捜査」の番組にも出演した。行方不明から一年、二年…。節目のたびに繰り返し語っている。「世間から娘を忘れられたくない」。そのわらにもすがる思いに、犯人はつけ込んだ。今年五月には、家族に「一千万円出せば娘を返す」と脅迫状を送った別の男が逮捕されている。なんという世の中だ。 今回の詐欺事件を聞き、北朝鮮による拉致被害者家族会の横田滋さん夫妻は「少しでも可能性があれば、何でも用意する気になる。それが親です」と話した。横田さん夫妻も、えたいの知れぬ情報や金銭の要求に振り回されたことがあった。 その拉致問題では、きょう十六日までが北朝鮮人権週間である。先週東京で開かれたシンポジウムでは、神戸出身の拉致被害者、有本恵子さんの母嘉代子さんらが支援を訴えた。八十二歳の嘉代子さんは七日にも、神戸の街頭で「恵子はこの寒さの中でどんな気持ちでいるか」と声を震わせた。 関心を持ち続けてください、忘れないでください。そして事件の解決を-。親たちの懸命の訴えに耳を傾けてほしい。 私も拉致問題という国家的犯罪を絶対に許さない、全員救出に向けて一緒に闘うつもりで「大阪ブルーリボンの会」に参加させていただいています。 誘拐されたとき、暗い船底で必死に指の爪で「お母さん、助けて!」と泣き叫びながら爪が剥がれて血を流しながら引っかいて助けを呼んでいたと聞きます。 肉親だったらそんな子供を見捨てることができますか? 私は見捨てることはできません。 同じ日本人として一緒に闘うつもりです。

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2008年12月14日 (日)

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 夢の中で素晴らしいアイデアが浮かんでいたというのに、目が覚めたらどうしても思い出せない。そんな時、夢をそのまま録画できたらどんなに便利だろうと思ったことがある。何を夢みたいな話といわれそうだが、もしかしたら実現するかもしれない。  国際電気通信基礎技術研究所(京都府)の神谷之康・脳情報研究所室長らが、コンピューターなどを使って人が見ている画像を脳の動きから読み取り、モニターの画面上に再現することに成功した。研究が進めば、脳の動きを計測することで人が何を見ているのか分かるようになるらしい。  夢や空想など頭で思い浮かべているが実在しない映像についても、人がものを見ているときと同じ脳の部位が働いているそうで、画像として取り出せる可能性があるという。神谷室長も「夢や空想の読み出しにつながる日も遠くない」と話しており、夢の録画はまんざら夢物語でもない。  現実的には医療や福祉の分野への応用が期待されよう。言葉や手足が不自由で、意思の疎通が図れない障害者や高齢者がどんな希望を持っているか、頭の中に思い浮かべてもらうだけで介護者に分かる機械が、できないだろうかと。  そんな機械がもし作られたとしたら、使ってもらいたい人がほかにもいる。国民の気持ちが読み取れない困った人のこと。そう、どこかの国の政治家たちに。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月12日 (金)

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 自民、公明両党の幹事長らは、基礎年金の国庫負担割合を来年四月から二分の一に引き上げ、「霞が関の埋蔵金」といわれる財政投融資特別会計の積立金で二年分の財源を手当てする政府の方針を基本的に了承した。  基礎年金の国庫負担をめぐっては、二〇〇四年度の年金改革で〇九年度までに三分の一から段階的に二分の一へ引き上げることが決まっていた。国庫負担の引き上げが遅れると、年金財政の計算が狂い、将来の年金給付水準が低下する恐れがある。そうなると、年金への不信が一段と高まりかねない。  財源と想定していた消費税率引き上げのめどが立たない中、埋蔵金でつなぐことになった。必要な財源は、今国会に提出している本年度の基礎年金国庫負担を増額するための国民年金法等改正案を政府、与党が廃案とする方針を固めたことから、従来見積もられていた約二兆三千億円を上回り、二兆五千億円近くになるようだ。  埋蔵金とは、特別会計の積立金などのことで、将来の年金給付や保険金の支払い、金利や為替相場の変動リスクへの対応などのために蓄積されたものだ。二兆円の定額給付金や新雇用対策の財源としても検討されている。景気後退で大幅な税収減が見込まれる中、財源の埋蔵金頼みが広がっている。  しかし、財政投融資特別会計の場合、国債の返済に充てるのが原則であり、〇八年度予算では九兆八千億円が活用された。一般の政策に使うことは赤字国債を発行することと同じという指摘もある。また、埋蔵金は一度使えばなくなってしまう。社会保障など膨らむ一方の財政需要を賄えるわけではない。埋蔵金は打ち出の小づちではないことを、あらためて肝に銘じるべきだ。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月11日 (木)

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  「ちちをかえせ ははをかえせ(中略)わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ」。詩人、峠三吉の作品である。  昭和二十年八月六日、広島の爆心地から三キロ余の地点で被爆した。直後、親類や知人を捜し目にした惨状が基になっている。戦後、反戦と反原爆を希求し続けた。世界で唯一の被爆国のわれわれの心に訴えてくる。「核兵器を持たず、つくらず、持ち込ませず」は日本の国是だ。  パキスタンの「核開発の父」と呼ばれる科学者、カーン博士が日本企業から核製造に必要な部品を入手していたことを明らかにした。核兵器原料の高濃縮ウランを製造するための電力供給装置も購入していた。「(企業側は)核開発に使うことに気づいていたと思う」と語っている。  訪日は昭和五十年代二度に及び、「いくつかの重要な部品を注文した」という。それが何かについて博士は具体的に言及していない。だが、核開発技術確立の最終段階で不可欠な物だったらしい。パキスタンはその後、平成十年に核実験に成功した。  日本では核開発に転用可能な民生品や技術について厳しい輸出審査基準があるが、不正輸出の摘発は後を絶たない。企業が使用目的を知った上で売却したのであれば許されない。峠の願いをかみしめながら、日本人としてもう一度全世界に向け核廃絶を訴えていきたい。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月10日 (水)

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 国際数学・理科教育動向調査で日本の児童生徒の成績は上位を保ったが「勉強が楽しい」という割合は中位以下だった。子供の意欲や探求心を高めていかないと科学立国としての将来は危うい。  この調査は四年に一度行われ、二〇〇七年三月の結果が出た。小学四年は三十六カ国・地域のうちで算数、理科ともに四位、中学二年は四十八カ国・地域のうちで数学は五位、理科は三位だった。  上位を維持しており、文部科学省は「前回調査で指摘された学力の低下傾向に歯止めがかかった」と安堵(あんど)している。  しかし、気がかりは理数学習への意欲や姿勢だ。希望の職業に就くため良い成績を取ろうと思う中学二年は国際的にみて少ない。  職種が細分化されて職業選択の幅が広い先進国では、理数学習への意欲低下がみられる。日本は理数系の仕事が厚遇されていないことも影響しているのだろう。  「勉強が楽しい」という子の割合も、小学四年の理科だけが国際平均を上回ったものの順位は中位どまり。算数や中学二年の数学、理科はいずれも下位だった。  理数の勉強が「楽しくない」ということは学習現場に問題があることを示し、知識詰め込みの教育と関係があるのではないか。  検定制度があるため教科書はどれも中身が似ている。授業でそんな教科書の内容を全部消化しようとして時間が足りなくなれば、実験や観察が削られていく。  入試も、採点作業の関係から知識を問う問題に偏りがちだ。  ゆとり教育の転換から理数の授業時間増がすでに決まった。学習指導要領の範囲を超えた「発展的学習」の教科書への記述は上限枠が廃止されようとしている。  理数は強化されるが、知識の詰め込み偏重のままでは「つまらない」と思う子が増えるだけだ。  十日は益川敏英さん、小林誠さん、下村脩(おさむ)さんが列席して今年のノーベル賞授賞式が行われる。  理科教育について物理学賞の益川さんは「若者が面白いと興味を持つ『種』を広くまくことが重要だ」と話し、小林さんは「子供は体験から知識を得ることが大切」と語っている。二人の言葉は課題を明確に指摘している。  どう、教科書に「種」をまき、授業に「体験」を取り入れるか。「楽しい」「面白い」がなければ、益川さんたちの後に続く研究者は出てこない。子供の探求心を育てる理数教育に転換し、科学技術力が誇れる国を目指したい。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月 9日 (火)

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先週末の寒波は“温暖化慣れ”した体にはこたえたが、ちらちら舞う雪はクリスマス間近を実感させてくれた。神戸ではルミナリエが開幕した。とっとり花回廊でもフラワークリスマスが始まり、週末の夜間開園は十万球のクリスマス・イルミネーションで彩られる。 鳥取県では議会答弁を通じて、知事から職員に一足早いプレゼントが届いた。クリスマス・イブの二十四日はノー残業日になる。ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を考える日に、と初めて実施する。平井伸治知事らしい若々しい発想だ。 ノー残業を徹底するため、防災やシステム管理などの一部の職場を除いて午後八時には消灯し、庁内LAN(構内通信網)も停止させる。「プレゼントの買い物や恋人との愛の語らいの時間にも」(平井知事)と期待される。どうやら、予算で忙しい財政課も強制退庁となるようだ。 金融危機は確実に実体経済を蝕(むしば)み雇用不安を深刻化させている。格差や閉塞(へいそく)感にからめとられた若者の常軌を逸した犯罪も頻発する。新自由主義経済にズタズタに分断されて立ち尽くす人々。 だからこそ、温もりの核である家族や近親者との心を通わせる場が大切だ。一般県民の状況は県職員より厳しいだろう。イブでなくてもいい、家族の会話で心を温め経済の寒風に立ち向かおう。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月 8日 (月)

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 警察庁は酒酔い運転やひき逃げなど悪質な交通違反の行政処分で免許を取り消されたドライバーに対し、免許を再取得できるまでの欠格期間を違反ごとに厳罰化するのを柱にした道交法施行令の改正案をまとめた。  欠格期間を最長五年から十年に引き上げた改正道交法が来年六月に施行されるのに伴う措置である。閣議決定を経て、改正法と同時に施行する。  酒酔い運転やひき逃げ事故などが後を絶たない。最近は大阪府で被害者を何キロもひきずって逃げ、殺人罪が適用される事件が起きた。警視庁の幹部が酒酔い運転で逮捕される不祥事もあった。モラル低下もはなはだしい事態といえ、さらなる厳罰化の動きは当然だろう。  改正案によると、現行で欠格期間が一律五年の危険運転致死傷は、被害程度に応じて五―八年に延長する。ひき逃げや酒酔い運転なども、それぞれ欠格期間が拡大される。  運転免許が再取得できない期間が延びれば、仕事や日常生活面などで支障が多くなる。抑止効果を期待したいが、極めて悪質なケースは永久に免許が再取得できないような措置も検討してよいのではないか。  このほか酒気帯び運転の行政処分も強化される。過去に違反がなくても、免許取り消しになったり、免許停止期間が延長される。  改正案の施行は来年六月の予定だが、忘年会や新年会などこれから飲酒の機会が増えるシーズンを迎える。特に飲酒運転は「自分は大丈夫」という考えの甘さから、常習者が少なくないとされる。  「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」が鉄則だ。悲惨な事故を防ぐために本人の自覚はもちろん大切だが、職場や家庭などでも呼び掛けを徹底したい。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月 7日 (日)

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 富山県内の介護施設で職員の確保と定着が課題となっている。現場からは「忙しすぎる」「今の収入ではやっていけない」と重労働や低賃金への切実な声が聞かれる。人材確保には賃金アップなど待遇面改善に加え、働きやすい職場づくりが不可欠となっている。  県福祉人材確保対策会議は七月から八月に特別養護老人ホームや老人保健施設などに勤務する職員を対象にアンケートを実施した。回答した五千六十六人のうち28・4パーセントが施設を辞めたことがあると答えた。その理由は「労働時間などの労働環境に不満」「賃金に不満」が多く、「上司との人間関係」「理想とする介護が行われていない」とする回答も目立った。  「現在勤務している施設を辞めたいと思ったことはあるか」との問いには、61・5パーセントが「思ったことがある」と回答している。年代別では二十代半ばから三十代半ばで約70パーセントと高く、若年層の不満が強いことが浮き彫りになった。  お年寄りの食事や入浴、排せつの介助など介護の日常業務は心身への負担が大きい。同僚が離職すればその分仕事の量が増える。「一人当たりのケアを短時間で終えることを優先し流れ作業のようになってしまう」などと、介護の在り方に悩む職員も少なくない。  若い職員の中には低賃金のため将来の生活設計に不安を感じる人も多い。「結婚して家を建てたり、子どもを育てられる水準ではない」との声もある。厚生労働省によると、福祉施設介護員やホームヘルパーの平均賃金は月額約二十万五千円で、全職業の平均額より二万円余り低く、年収では二十万~三十万円の差があるという。  心配されるのは〝介護離れ〟だ。国家資格の介護福祉士取得を目指す学生を養成する学校で定員割れが深刻化している。県内にある短大、専門学校合わせて四校の総定員に占める入学者の割合は十四~十七年度は90パーセントを超えていたが、二十年度は前年度比10・8ポイント減の62・4パーセントまで落ち込んだ。  重労働、低賃金という介護職へのマイナスイメージから就職先としての魅力が薄れ、生徒が敬遠していると関係者はみている。このまま定員割れが続けば、介護現場での人材不足が進み、サービスの質の維持にも影響が出かねない。  県内の施設では、離職防止へさまざまな取り組みが始まっている。人間関係や介護の在り方でストレスを抱える職員のために、臨床心理士によるカウンセリングを取り入れたり、職員同士の意見交換の機会を増やす施設が出てきた。仕事と子育てを両立できるようにと、施設内で学童保育の実施を検討しているところもある。  県健康・福祉人材センターは働いて三年未満の若手職員が職場の枠を超え交流する研修会を開いている。七~十月までの三回で計百七十九人が参加し、医師らからストレスとの付き合い方を学んだ。介護職員の職場への定着には心のケアも欠かせなくなっている。  県福祉人材確保対策会議のアンケートでは、現在の仕事を選んだ理由として「やりがいのある仕事」という回答が最も多かった。現場の職員のやる気に応えられるよう環境整備をしっかり進めたい。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月 6日 (土)

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 今年、プロ野球独立リーグ・BCリーグのチャンピオンとなった富山サンダーバーズが、小学六年から中学三年を対象にした四カ月の「野球塾」を開講することになった。選手やコーチがプロ流の技術や練習法を指導するもので、才能豊かな逸材を少年時代から見いだし、富山の野球のレベルアップを図るという。スポーツを通して地域貢献する「スポーツ市民」として末永く富山に根付くためにも、従来の野球教室から一歩も二歩も踏み出した本格的なジュニア選手育成の第一歩にしてほしい。  サンダーバーズは、これまで地震の被災地を支援する募金活動やAED(自動体外除細動器)の普及に取り組み、さらに今季からはホームゲームで「マイカップ」を導入するなどエコ啓発活動を展開しているが、「本業」である野球のレベルアップを図ることも、プロ球団を抱える地域への重要な貢献活動だろう。  野球塾は、今月から来年三月までの期間中、三つのステップに分けて月四回程度、基礎トレーニングから実戦フォーメーションまでを学ぶ。高岡市出身で元ロッテの土肥健二さんが塾長となり、サンダーバーズのコーチらが指導にあたる。トレーナーによる身体のケア方法なども含めて、総合的にレベルアップをめざすという。  サッカーが盛んなヨーロッパや南米では、才能豊かな子供を発掘し、幼少期からクラブチーム傘下で英才教育を施して、将来のスター選手を育成するシステムが定着している。日本の野球の場合、地方レベルでは学童野球も盛んだが、大都市圏と比べれば、幼少期からの球児の育成環境は、質、量ともに、まだまだの感がある。  独立リーグが各地に誕生したことは、こうした地域間格差を解消し、地方で野球に取り組む人たちに刺激を与えるという点でも効果があろう。今回の野球塾のような試みを今後も継続してほしいし、他のBCリーグのチームも大いに参考にしてもらいたい。アマとは一味違ったプロの厳しい世界を知っているコーチ陣による実戦的な指導に期待したい。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月 5日 (金)

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最初は「荒法師」の聞き違いかと思ったが、四十歳前後の女性たちを指すらしい。今年の新語・流行語大賞はアラフォー(Around40)。天海祐希さん主演のテレビドラマが火付け役になった。 世代イメージは、自主性が強く、おしゃれで派手好み。一九八六年施行の男女雇用機会均等法で一挙に社会進出し、バブル崩壊と就職氷河期を越えてきた。後輩のアラサー(三十歳前後)にとって、頼れると同時に少し煙たい存在でもあるようだ。 仕事と恋愛・結婚の両立志向が強いことから晩婚化の先頭を走る。二〇〇五年国勢調査で三十五-三十九歳の未婚率は五年前より4・8ポイント増の18・6%。職場で結婚と出産の話はもはやタブーだが、シングル女性には別の難関が待ち受ける。精神科医の香山リカさんは自著「老後がこわい」で葛藤した。 三十五歳を境に結婚披露宴より葬儀に出る機会が増えたという。身内がいないケースもあり、親の死、ペットの死に続く自らの終末は「誰が喪主?」と落ち込む。アラフォーは華やかだが、もう一つの大賞のように「グ~!」とはどうも言えない。 香山さんは背景にある福祉崩壊、危うい弱者の生存権に目を向けている。おだてられているうちに女性、高齢者への二重の差別が育ってはいないか。個々の生き方は自由だとしても、シングル人生は最小の砦が築けぬ社会的な孤立、分断だから。 パワーを備えたアラフォーは変身世代でもある。キャリアや財布の余裕、時間を生かし世の動きを見据えてほしい。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月 4日 (木)

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三百五十二人に一人の確率と聞けば、宝くじなら当せんをかなり期待して買うことになる。ちなみに「年末ジャンボ宝くじ」の五等一万円の当せん確率は千分の一、六等三千円は百分の一だという。 もともと、くじ運がいい方ではない。まだ届かないということは十中八九、選ばれなかったようだ。来年五月から始まる裁判員制度に向け、有権者の中から裁判員の候補になったことを知らせる通知書のことである。 候補者になったからといって、裁判員になるとは限らない。実際に選任される確率は、約五千人に一人に絞られるらしい。とはいえ、いつ裁判所から呼び出しがあるか分からない。責任重大である。 候補者になって、くじ運が悪いと思った人の方が多いのかもしれない。「被告の人生を左右すると思うと責任が重すぎる」「自分に人を裁くことなどできない」。こんな不安の声が聞こえてくる。法律の知識は不要。日常生活と同様の判断でといくら言われても、初めてのことだけに当然の反応である。 ただ今までと同様に、プロに任せておけば問題がないのかといえば、えん罪一つとっても「問題なし」とは言えない。新しい息吹が必要な時代なのだろう。 候補者になった五十歳の主婦の言葉が新聞に載っていた。「裁判官だって完璧(かんぺき)じゃない。自分だったら『こう考える』と議論したい」。その意気である。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月 3日 (水)

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 萩市沖の日本海で俳優の松方弘樹さんが先月、三〇〇キロ超の大物クロマグロを釣り上げて話題になった。マグロ類では最も大型で、全長三メートル、体重四〇〇キロ以上にもなる。「本マグロ」とも呼ばれ、脂の乗った中トロや大トロのとれる最高級魚である。  このクロマグロが乱獲で個体数が急減していることから、四十七カ国・地域で組織する資源管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」は、地中海と東大西洋の漁獲枠削減に合意した。二〇〇九年が二万二千トン、一〇年が一万九千トンで、それぞれ現行の約二割減になる。日本近海でも水産庁が漁獲規制を検討中だ。  クロマグロの削減だけでなく、南太平洋のミナミマグロの漁獲枠も削減されている。さらに、比較的価格が安い「普及品」のメバチマグロも、中西部太平洋まぐろ類委員会が二十五カ国・地域に漁獲量の30%削減を提案。日本政府はおととい、提案を受け入れる方針を明らかにした。  このままでは、大切な資源が枯渇しかねない。それだけに国際的な規制は欠かせない。世界最大のマグロ消費国である日本にとって、値上がりなどの影響は避けられないとみられる。だが、ワシントン条約に基づく国際取引の全面禁止になれば、元も子もない。ICCATの総会で、日本が漁獲枠の大幅削減を主張したのは当然だ。日本が資源保護のリーダーシップをとる責務があろう。  地中海ではクロマグロの小型魚を捕って、海中のいけすに入れて育てる「畜養」が盛んにおこなわれている。一九九〇年ごろから広がり、その大半が日本に出荷される。この畜養が小型魚を乱獲して、資源の枯渇につながっているとの指摘もある。  成魚の資源量は三十年前の四割以下に落ち込んでいる。相次ぐ漁獲枠の削減は、危機感が国際的に高まってきていることが背景にある。問題は、漁船数が過剰な上に、決められた漁獲枠がなかなか守られないことだ。  欧米でのすし人気や中国の魚食ブームもあってマグロの消費が世界的に伸びていることもある。古くからすしや刺し身を食べる食文化が、世界に認知されたことは誇りに思っていい。日本人の「飽食」を見直し、すし好きにはつらいが、少し我慢をしてはどうだろう。マグロの保護と適正な消費を考えることは、私たちの務めではないか。  ICCAT総会では、違法漁獲の対策として畜養施設への移し替えの際に、ビデオカメラによる記録が義務付けられた。いけすに移すとき、正確な数量がつかみにくく、ごまかしが横行しているからだ。不適切な場合は、漁獲枠の一時凍結や削減などの制裁措置を取ることも決めた。ぜひ、これらを実効性のあるものにしたい。  日本国内では、近畿大がクロマグロの人工ふ化から稚魚の育成、産卵に至るまでの「完全養殖」に成功した。安定供給につながる養殖技術の確立も急ぎたい。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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2008年12月 2日 (火)

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「あなたがそこに生きている限り、ひとりじゃないんだよ」「何もしなくていい 何もしない力があるのだから」…。病気や落ち込んだ時、誰かが掛けてくれる言葉。希望を見いだすきっかけになることも少なくない。 エッセイストの岸本葉子さんら、がん経験者でつくる「HOPEプロジェクト」に寄せられた。著名人も含め全国から届いた六十六のメッセージは「凹(へこ)んだって、だいじょうぶ」(清流出版)として出版された。 山口県に住む両手足まひの五十歳代女性。車いすに移るにも介助が必要で、ベッドに閉じこもっていた。そんな時、同室の年配女性の語る思い出を二時間ほど聞いてあげた。「ああ楽しかった。ありがとう」。その一言に「できる自分」に気付いたと書く。 希望が生きる力になる証しだろう。しかし世の中に目を転じると、明るい希望が持てるとは言い難い。近未来の日本を描いた小説「希望の国のエクソダス」で、村上龍さんは「この国には何でもある。だが、希望だけがない」と中学生に語らせた。 岸本さんらの試みは希望の「おすそ分け」といえるだろう。「希望の大切さを知っているのは、闇という不安を知っている人たちなんだ」。学習障害と強迫性障害がある二十歳代男性が自らを見つめ、たどりついた言葉だ。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ ブログランキング・にほんブログ村へ

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 事件の被害者や遺族が刑事裁判に参加する「被害者参加制度」が、一日以降に起訴された事件から導入される。  被害者は法廷で、被告への質問や量刑の要望を意見として述べることができるようになる。  これまで軽視されていた被害者の権利を幅広く認め、その立場や感情にも配慮した制度といえるだろう。  ただ、日本弁護士連合会は、問題点を指摘している。  法廷で被害者側の強烈な感情が表明されると、審理に影響を与えかねないというものだ。  制度運用に当たっては、長所と短所を慎重に見極める必要がある。裁判の公平性を保つには、裁判所の適切な判断と対応も欠かせない。  被害者の参加が認められるのは、殺人など故意の犯罪行為で人を死傷させた事件のほか、女性暴行や監禁、過失致死傷などの罪が問われる事件だ。  被害者や遺族が検察官に参加の意向を伝え、裁判所が被告側の意見を聞いて参加の可否を決める。  裁判所の対応が難しいのは、被告が無罪を主張している事件だ。  被害者が法廷で、被告を犯人と決めつけての量刑を求めることが予想される。被告側が、被害者の参加に反対する可能性もある。  有罪が確定するまでは、無罪を推定するのが刑事裁判の原則だ。裁判所は、双方の意見をよく聞いて慎重に対応する必要がある。  被害者が目撃者である場合、審理中に、被害者の知らなかった証拠が出てきて、目撃証言に影響を与えることがあるかもしれない。  正確な事実認定のために、裁判所が被害者の在廷を認めないケースも起こりうるだろう。  来年五月からは、裁判員制度が始まる。  今年五月から十一月にかけて、全国の十五地裁で開かれた模擬裁判では、被害者が意見として述べた量刑は、検察側の求刑よりも格段に厳しいという傾向があった。  しかし、裁判員による判決は検察側の求刑通りか、それ以下だった。  模擬裁判では、裁判員が被害者の意見と事実関係を見分け、抑制的に量刑を判断したといえるだろう。  判決内容が感情に左右される事態は避けねばならない。実際の刑事裁判で、被害者参加が審理や判決にどのような影響を与えるか、今後の検証が欠かせない。  被害者側にも留意すべきことがある。判決や真相究明が自分の主張した通りになるわけではない。  法廷では、真実を知りたいという思いや怒り、悲しみを的確に訴える努力が、被害者側に求められる。 にほんブログ村 健康ブログへ にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ にほんブログ村 ライフスタイルブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ

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