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2009年6月19日 (金)

どう思いますか?

  「結婚、出産して、仕事も続けたい」。   先日、志学館大学で開かれた少子化をテーマにしたゼミで、そんな意見を述べる女子学生に周囲の学生たちがうなずいた。   未来に目を輝かせる若者たちだが、現実は厳しい。   不況を背景に「産休切り」や「育休切り」が問題になっているからだ。   鹿児島労働局雇用均等室には、妊娠・出産を理由に退職勧奨された女性からの相談が急増しているという。   上司に妊娠を報告したところ「何かあると責任がとれない」と辞職を促されたケース、育児休業から復帰したものの戻る職場がなかったり、社員からパートへの身分変更を求められたりした人もいるという。   相談は氷山の一角だろう。   妊娠・出産で心身が不安定な中、退職を促される。   抗議したり相談に行く気力もなく、泣く泣く辞めていく女性も多いのではないかと思う。   今国会で育児・介護休業法改正案が成立する見通しとなった。   3歳未満の子を持つ従業員に対し短時間勤務制の導入や残業免除を義務付けし、違反企業は公表する。   夫が育児休業をとりやすくするなど、父親の子育て参加も進める。   6月は男女雇用機会均等月間だ。   妊娠出産を理由にした解雇は均等法で禁止されている。   お母さんが働き続けるための法的な環境は少しずつ整備されてはいる。   しかし、法を運用する人に出産や育児を温かく受け止める姿勢がなければ、少子化は止まらない。

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