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最早自己責任の時代か…欠かせなくなっている防犯対策 安全大国。日本が世界に最も誇ることができるのは治安だった。 しかしそれはもう過去の話になりつつある。まだまだ海外、例えば犯罪大国としてしばしば挙げられるアメリカなどと比較すると日本も治安はいいほうだが、犯罪の数が増えてきていること、そして凶悪化していることを誰もが実感しているはずである。 犯罪発生件数は、戦後だと昭和50年が最も少ないが、それ以降、平成14年のピークまで増加率には差があるものの、増加の一途をたどっている。 殺人、強盗、放火、強姦などの凶悪犯罪は終戦後ほぼ減少を続けていたが、平成2年をさかいに増加に転じ、現在に至っている。 連日報道される数が多くなったのか、すっかり増加傾向に陥っていると思われる殺人事件だが、ここ10年間においては数字的にほぼ横ばいではある。 凶悪犯罪件数を押し上げている原因と考えられているのは強盗の増加とみられているが、犯罪が凶悪化しているのは火を見るより明らかだ。 異常な殺人をはじめ、信じられないような事件、子どもを狙う容赦の無い事件、そして理由が不明の猟奇的な事件など、かつては考えられないような事件が連日のように報道されるようになった。 最早今の日本でも重要なのはセルフディフェンス、自己防衛である。 様々な状況での防犯対策があるが、まず守るべきは我家だ。マンション、一戸建てと居住形態でその方法も変わるが、いろいろな防犯方法を紹介したい。 効果的なのはやっぱり防犯カメラ2つ以上使えばより有効 防犯対策の道具として最も思い浮かびやすいもののひとつに「防犯カメラ」がある。 我家に接近してきた不審者を安全な場所から確認したり、警察などへ提出するために録画したりするのが、防犯カメラの使い方として思いつくものだが、犯罪者のやる気を削ぐ抑止力としてダミーのカメラを設置するのも有効だ。 ただ、ダミーだけというのも心もとない。やはりホンモノとダミー、2つ以上のカメラを設置すると有効度がより高く、そして広がりも出るというものだ。 当然防犯カメラにも様々な種類がある。ダミーとして有効なボックス型のカメラに対して隠しカメラとして不審者を撮影できる、超小型のピンホールカメラ、暗闇でも撮影ができる暗視カメラ、音声も録音することが出きるカメラなど、実に沢山の種類がある。 また、ワイヤレスタイプの防犯カメラもある。 通常はケーブルで伝送するカメラの映像信号を、無線で受信機に送信するタイプで、ケーブルが不要なので配線工事の手間が省け、設置が格段に容易になる。ただし、電波が確実に到達できる環境が必要で、障害物などによっては設置できる場所に制限が出てきてしまう。 抑止、確認、証拠の確保など、防犯カメラは大いに頼りになるグッズの1つである。
窓を防犯使用にして悪漢の侵入を防ぐ さて、カメラは監視や記録、抑止という点では役に立つが、最近ではそのカメラを無視するかのごとく素早く大胆に窃盗などを行なうヤカラもいる。 そんな犯罪者を防ぐための工夫もしたいものだ。真先に思い浮かぶのは窓の防犯である。 空き巣の侵入手口で最も多いのは窓から、というデータもある。であればその窓はどのように守ればいいのだろう。 窓を破って侵入、とは言いつつも、犯罪者は派手に窓を壊すわけではない。そんなことをすれば、当然周囲に気づかれやすいからだ。 最も多いのは、クレセント錠付近のガラスを割り、そこから手を入れ錠を解錠し、侵入するという方法。 なので最も手軽で効果的なのは、窓の上下に補助錠を設置することだ。補助錠は比較的安く、簡単に取り付けることもできる。また、破壊に強い防犯ガラスにしても効果がある。 また、窓に格子を施工するのも有効。しっかり設置すれば、窓から侵入することはかなり難しくなるのは確実。 ただし設置の方法を誤るとすぐに外されてしまう可能性も。なので施工は防犯に詳しい業者に任せたほうが確実だ。 防犯フィルムを貼るのも非常に効果的だ。フィルムであれば自分で貼ることも可能なので比較的安値で施工することができる。 ただしフィルムだけではやや心もとない。補助錠もセットで取り付けると安全度が確実に高まる。 もう1つの侵入口ドアの防犯は鍵がカギ! そして窓以外の侵入口として挙げられるのがドア。 ドアの場合侵入のために破壊するのは本体ではなく鍵。ここ数年急増しているのは、細い棒状のものを鍵穴に入れてこじ開けるピッキングという手段がある。 このピッキングによる侵入を防ぐべく、各メーカーから相当な種類の鍵が販売されるようになった。購入の際にはしっかりとショップに相談しよう。 ピッキング防止のための鍵が広く出回ってきたためか、今度はサムターン回しという手口でドアを開け、侵入するというケースが増えてきている。 一般家屋やマンションのドアは通常、表から施錠する場合は鍵を使用し、内側からの場合はサムターンを回して…というパターンが多い。 サムターン回しとは、これをドアの外からやってしまう手口のこと。 ドアスコープや郵便受けを取り外し、そこから手を入れてサムターンを回したり、扉にドリルで穴を開けるなどピッキングのように鍵穴に工具を差し込んで解錠するよりは、雑で荒っぽい方法である。 このサムターン回しを防ぐには、防犯サムターンの設置が最も有効だ。取り外し可能の脱着式サムターン、スイッチを押さなければ解錠できないスイッチ式サムターンなどいろいろな種類がある。 そしてこの2つの手口を回避するもう1つの有効な手段として、窓同様補助鍵の設置がある。 単純だが、鍵を複数設置するという方法はやはり有効である。
防犯グッズを応用して多様化する犯罪から身を守れ さて、ここまでは主に不審者が住まいに侵入するのを防ぐための方法について説明してきたが、もちろん犯罪はそれだけに限定されない。 路上で、公共の場所で…いつ犯罪に巻き込まれるかも知れない嫌な時代になってしまったものだ。 しかし、嘆いてばかりいてもしょうがない。自分でできることは自分でやるしかない。 誰もができる防犯のひとつに、防犯グッズを携帯することが挙げられる。実に様々な種類の防犯グッズが気軽に入手できる。特に非力な女性や子どもにはおすすめの防犯グッズも豊富な種類がある。 大まかに分けると、防犯グッズには1.ブザー(アラーム)などの音で周囲に危険を知らせるもの、2.相手になんらかのダメージを与えるもの、3.住まい侵入を防ぐもの―という具合に大別される。 1はポケットサイズから大き目のものまで様々なタイプのブザーが販売されているが、より大きな音の出るものを持つのが有効だろう。 2は催涙スプレーやスタンガンなどがポピュラー。スタンガンは相手に取られた場合、逆に凶器を渡してしまう最悪の結果になる場合もありうるが、それを防ぐ新しいタイプのものも開発されている。ブザーの機能が付いているものもある。 3はこれまでも説明してきたが、窓の破壊を防ぐステッカー、カメラと併用、あるいは単独で使用しても有効なセンサーライトも、犯罪抑止のグッズとなるだろう。 できれば使いたくは無いが、備えあれば憂いなしとはよく言ったもの。ぜひ手にしておくにこしたことは無い防犯グッズの数々である。
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